こんにちは!みやしんです。
今回はラズパイをファイル共有サーバーに設定する方法をご紹介したいと思います。
家族写真とか、仕事のデータとか、保存や共有したいデータって毎年貯まる一方ですよね!
そんな時はラズパイにデータを移しておくのもありですね!

簡単にゃので、ラズパイ初心者にもオススメにゃ!
今回、使用しているラズパイはこちらです!
ハード:RaspberryPi4 Computer Model B 8GB RAM
OS:Raspbian
Sambaをインストール
ラズパイにSambaというアプリを入れておくことでWindowsやMacとファイル共有できるようになります。
下記のようにコマンド入力してラズパイにSamba関連のパッケージをインストールします。
$ sudo apt install samba samba-common-bin
インストール中にこんな画面が出てきますので、「いいえ」を選択します。

続いて共有用フォルダを作成します。今回は、/varフォルダ以下に「samba」フォルダを作って共有することにします。下記のコマンドを入力します。
$ sudo mkdir /var/samba
共有フォルダへアクセスするユーザー(smbuser)を作成します。下記のようにコマンド入力します。
$ sudo useradd smbuser
すると、パスワード設定を2回行います。

共有フォルダの所属ユーザーをsmbuserに変更
$ sudo chown smbuser:smbuser /var/samba
外部からRaspberry Pi にアクセスするユーザーとパスワードを入力します。(今回はsmbuserで入力)

共有フォルダの公開設定をします。下記のsmb.confファイルを編集します。
$ sudo mousepad /etc/samba/smb.conf
ファイルの末尾に下記内容を追記します。
[share]
comment = share Folder
browseable = yes
path = /var/samba
writable = yes
valid users = smbuser
force user = smbuser

こんな感じです。
入力したら「ctrl + s」で保存しましょう。そして右上の「×」で閉じます。
Sambaを再起動して設定完了です。以下のコマンドを入力します。
$ sudo systemctl restart smbd
$ sudo systemctl restart nmbd
Windowsからラズパイの共有フォルダにアクセスする
Explorer内の「ネットワーク」を開きます。

ネットワークを選択してエラーが出たら
もし、下記のようなエラーが出たら、OKを押してください。

続いて、「ネットワーク探索とファイル共有が無効になっています。ネットワーク コンピューターとデバイスは表示されません。変更するにはクリックしてください。」をクリックします。

下記のような表示が出たら、下段の「はい」の方を選択してください。

すると、ネットワークのコンピュータ部分に「RASPBERYPI」が表示されますが、もし表示されない場合は、アドレスの部分に「¥ ¥ IPアドレス」を入力するとラズパイに繋がります。

自分のラズパイのIPアドレスが分からない時は、マウスカーソルをWifiマークに合わせると表示されます。

それでもラズパイに繋がらない時に、もう一つ解決策
もしくは、下記の手順で繋がるようになります。
「Desktop左下のWindowsマークで右クリック」→「アプリと機能」→「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択すると、下記のような表示が出ますので、「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェックを入れます。

OKを押してPCを再起動するとネットワークでラズパイに繋がるようになります。
共有フォルダ接続の続き
ラズパイに接続できると「Share」フォルダーがありますので選択します。

すると、ユーザー名とパスワードを求められますので入力します。
ユーザー名は、今回は「smbuser」
パスワードは先程自分で設定したパスワードになります。

(↑ 一回入力をミスったので「アクセスが拒否されました」と表示されています 笑)
すると、shareフォルダへアクセスできました!

ドラッグ&ドロップでデータを移すことができますので、とても便利ですよ^^





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